アスファルト防水の工法について
アスファルト防水とは、アスファルトとルーフィングシートを二層以上に重ね防水機能を高める工法です。
耐久性に優れており、学校やマンションなどの広い施設の屋上に適しています。
アスファルト防水の工法には、どのような特徴があるのでしょうか?
▼アスファルト防水の3つの工法
■トーチ工法
トーチ工法とは煙が出ず臭いも少ないため、周辺環境への影響が少ないのが特徴です。
トーチバーナーと呼ばれるバーナーを使用してアスファルトを溶かし、ルーフィングシートの裏面と下地を貼り重ねます。
この工法はシートを隙間なく溶着できるため、防水効果が高いです。
■常温工法(冷工法)
常温工法は火を使用せず熱や臭いが発生しないので、安全性に優れています。
ルーフィングシートの裏面にゴムアスファルトの粘着層をコーティングし、複数枚交互に張り合わせていく工法です。
熱を使わずに防水層を作れるため、多くの現場で採用されています。
■熱工法
熱を加えて溶かしたアスファルトを使用し、2〜4枚のルーフィングシートを積み重ねて防水層を作る工法です。
アスファルトを高温で溶かすため、独特の臭いや煙が発生し、火災のリスクが生じます。
▼まとめ
アスファルト防水には、トーチ工法・常温工法(冷工法)・熱工法の3つの工法があります。
それぞれの工法にはメリット・デメリットがありますので、現場の環境や状況に合わせた工法選びが大切です。
『今野美装株式会社』は、袖ヶ浦市を中心に外壁塗装を行っております。
今回ご紹介したアスファルト防水を含めたさまざまな防水工事にも対応しておりますので、気軽にご相談ください。
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